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286の人々

第00016話
『やまびこの湯』灼熱の漫談ロウリュウ師 泉貴 智さん

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1981年生まれ。若林区出身在住、一児のパパ。福島学院短期大学卒。『やまびこの湯』灼熱の漫談ロウリュウ師。キィーズフロンティアカンパニー代表。福島県で保育士と介護職を12年間経験したのち、2010年に仙台のレンタカー会社へ就職。2020年『やまびこの湯(株)丸鶴』リラク・温浴サブマネージャー就任。

[URL]https://www.instagram.com/kingizu02/

灼熱で軽妙さを放つ企画力は、好きと真心を込めた鍛練にあり!
-イズキさんは、なぜロウリュウ師に?
西多賀の『やまびこの湯で漫談ロウリュウ師をしているのですが、新型コロナウイルスが蔓延するまでは「キーズフロンティアカンパニー」という、イベント会社を立ち上げようとしていました。

プレイベントなどをいっぱいやって「こういう感じで動いていけばいいんだね」っていうとこまで来ていたが、待てど暮らせど実施許可の連絡が来なかったんです。このままではどうしようもないと思い、イベント企画や売込み先を探していました。その中で、いまはどんな求人があるのかと見ていたところ『やまびこの湯』の求人があったんです。

もともと温泉や銭湯・公衆浴場が好きだったので、公衆浴場イベントを考えて企画を提案したところ「うちで働けばいいじゃん。やってみよう!」と、運営会社の社長さんと意気投合。この出会いをきっかけに『灼熱の漫談ロウリュウ師 イズキ』が誕生しました。(笑)

勤めてから1年8ヶ月ぐらいになりますかね。

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テントサウナの様子

-ロウリュウ師になるために、どなたかに師事されたことはありますか?
『やまびこの湯』へ毎月第2水曜日に来るレジェンド ゆうさん(以下、師匠)に、2021年3月に師事しました。
それまでは、団扇1本で扇いて「団扇はもう極めた」と思ったときに、師匠がこちらに来てくださることになったんです。師匠はタオルを使う方で、その風を受けて感銘を受けました。
技ごとにつくり出される風流が一つ一つ異なる形をしていて、団扇の風と違って全身を包み込むような熱風で「僕は間違っていたな。熱さは比にならないくらい熱かったし、これが本物なんだ」と思いました。
2回目のアタックで弟子入りを許してもらって、それから毎月1回テストを受けました。練習だけでは身に付かないので、お客さんに実践しながら技を習得して団扇とタオルの二刀流でやらせていただいています。

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-もう「イズキ」さんは、キャラクター化していますよね!なぜ、漫談とロウリュウ師を掛け合わせてみようと思ったんですか?
普段から話し好きで黙っていられない性分なので、僕自身がサウナに黙って入っていることが苦手なんです。それで、サウナでラジオを聴いたりして気を紛らわす人たちは、もしかしたら同じ気持ちなんじゃないかと。

それに「あともうちょっと頑張って」とお客さんに言いたくなるときがあるんですが、そういうときに面白い話ができると1分や2分は、あっという間に経ってしまうので「これは相性がいいのでは」と、思いつきました。

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テントサウナの水風呂はドラム缶仕様

-そんなお話し好きのイズキさんは、子どもの頃どんな夢を持っていましたか?
東京に行って、お笑い芸人かアーティストになること。これは今もずっと言い続けていて、幼稚園から高校の卒業文集の「将来の夢」には必ず書いていました。

でも高校2年生のときに進路の先生から「真面目に考えて」と言われてしまい、第2の目標として『JICA青年海外協力隊』か、幼稚園の先生を目指すことに。

青年海外協力隊は、保育士資格や得意分野をどう活かせるのか確信が持てなかったので断念し、福島学院短期大学に進んで保育士資格を取りました。大学卒業後は福島で保育士になれたものの、女性の職場の中で働く環境が肌に合わず退職。

それから3年間、某カレーチェーン店でアルバイトをして調理士資格を取ったんですが、ちょうどそのタイミングで友達から「うちの病院で看護助手やらないか」と誘いを受けて、介護職に就くことになりました。

介護の仕事は、福島と仙台の2カ所合わせて12年くらい勤務していました。仙台には2010年に戻り、介護職とレンタカー会社勤務などを経て、いまの仕事に落ち着いています。

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イズキさんのおすすめは、ハッカアロマを溶かした水の蒸気。熱いけど爽快!

-さて、どんなショーやタオル技が繰り広げられているのかもいろいろと伺いましたが、ここでは秘密にしておきましょう。(笑)
まずは、体感してみてください!
サウナ初心者の方でも、ゆっくり楽しめるコツは?
まずは、しっかり水分補給をしてください。サウナに入る前と後は特に。そして、顔を下に向けないようにすること。頭のてっぺんから入る熱は、気持ち悪いし体力が削られて、頭の中がボーっとしちゃいます。

そのためロウリュウでは、頭を冷やすためにサウナハットを被るスタイルです。ハットを被らず、しっかり前を向いて顔を上げるだけでも違います。

あとサウナが初めてで不安な人は『やまびこの湯』に来ていただければ、僕がいるので安心してください。(笑)もちろん僕だけではなく、一緒に働く仲間もお客さん一人一人に真心込めて扇がせていただきます!

やっぱり僕は風の良し悪しだけではなくて、お客さんに楽しんでいただけることが一番だと思うんです。もちろん、ロウリュウ師の技を駆使して質のいい風流をつくることも怠りませんが、僕の全てを楽しんでほしい。(笑)

最初の頃はよく「ジャングルクルーズだと思ってくださーい」と冒頭にいっていました。これからもロウリュウ界のお笑い芸人・アーティストとして、試行錯誤を続けていきます。

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外気浴中も扇いでくれます

-サウナのいいところを教えてください。
お客さんが帰るときに、爽快な顔をしているところ。あとサウナ好きの人は、世の中にいっぱいいるんだなっていう。

ロウリュウ師になっていなければ、絶対に出会わなかった人たちと知り合いになれました。また立場や世代関係なく、楽しめるのも醍醐味ですね。

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-これから挑戦していきたいことはありますか?
まだ開発中の技はあるけど、今度やってみたいことがミュージックロウリュウ。音楽に合わせて熱風をかけたりタオルを振ったりする技で、絶賛練習中です。
タオルをパスタ生地ように体の周りで、くるくる振って空中に飛ばしたり。

あと僕の技は和名が多いので、そろそろ洋名がほしいと思うところもあったんですよね。(笑)

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-最後に、イズキさんからのお知らせ!
『やまびこの湯』の熱波師名鑑をスタッフのみんなと作成中です!

特徴や技の紹介だけではなくて「こういうときに、〇〇さんに当たるといいですね」というように、お客さんがご自身の気分や体調を考えたり、管理しやすくなるんじゃないかなと思っているんです。いつもこんなことばかり考えているので、我ながら「馬鹿だけど天才だな」と自負しています。(笑)

この名鑑は、テントサウナのイベントに参加してくださった方に特典でお渡し予定。ぜひ、イベント情報をチェックしてご参加ください!

みなさまのお越しをスタッフ一同、お待ちしております。

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緑の中での外気浴は最高です。

-店舗情報
日帰り温浴施設『やまびこの湯』

[住所] 仙台市太白区西多賀5-24-1
[URL] https://spa-yamabiko.jp/

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