ROUTE286

企画展「おらほのアルバム ~縁側で見るまちのオモイデ写真~」
           
日付
2022.05.31
写真で会いに行く 震災前の仙台市沿岸部
かつての風景を眺めながら、縁側で語りませんか。
震災前、ここにどんな暮らしが、風景があったかおぼえていますか。
2022年3月11日、仙台市東部沿岸地域は震災から11年目を迎えました。
市民発信の活動や跡地利活用を通して、沿岸部に新たな活気が生まれてきています。
しかし、風景や営みが新たになっていく一方で、記憶や痕跡が薄れてきているのも事実です。
かつてのことを忘れないために、未来へ伝えるために有効な方法。
そのひとつが震災前の写真を見ながら、かつての暮らしについて語り合うことです。
会場には、仙台市東部沿岸地域で震災前に撮影された写真が貼られ、誰かの家のような縁側(えんがわ)があります。かつての縁側は、近所の人も初めての人も座れるような、ちょっとした交流の場でした。
沿岸部に住んでいた方も、震災前の風景を知らない方も、さまざまな人が写真を通してかつての暮らしに思いを馳せ、交流できる機会となれば幸いです。
企画展「おらほのアルバム ~縁側で見るまちのオモイデ写真~」
開催期間:~2022年6月19日(日)
開館時間:10:00~17:00
休館日:毎週月曜日(月曜が祝日の場合は開館し、翌日休館)、祝日の翌日(翌日が土・日・祝日の場合はのぞく)
会場 せんだい3.11メモリアル交流館 2階展示室(地下鉄東西線荒井駅舎内)
主催 せんだい3.11メモリアル交流館
企画協力(共同企画) 3.11オモイデアーカイブ
入場は無料です。
企画展の詳細は、せんだい3.11メモリアル交流館のホームページをご覧ください。
仙台市沿岸部の震災前の写真を募集中!
企画展「おらほのアルバム」は、主に市民の方からご提供いただいた写真で構成されています。
会期中も随時写真を募集しておりますので、もし震災前の沿岸部の写真をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ご協力いただけましたら幸いです。詳しくはこちらをご覧ください。
冒頭の写真は、1989(平成元)年5月31日、若林区荒浜の丸安商店前。提供/吉田安子さん、所蔵/3.11オモイデアーカイブ